STEP1:過去と向き合うー➀
アダルトチルドレンという言葉を知っている方なら
現在の生きづらさの原因が過去にある事は知っていると思います。
そこで、
➀過去の気持ちを思いっきり表現する
②過去の自分に何があったのか、苦しみの正体を明らかにする
この2つに取り組む事で、AC克服に向けての第一歩を踏み出します。
取り組んでいて、疲れたら休んでください。
毎日生きてるだけでたくさんエネルギー使ってますから、
自分に優しくしながら進めていきましょう。
もう十分過ぎるくらいあなたは頑張ってきましたから。
それでは詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
➀過去の気持ちを思いっきり表現する
(過去の事や親を責める事はもうどうでもいい。今すぐ解決したい。
という方は➀はやらなくてOKです。②へ進んでください。)
これは気が済むまでやって下さい。
親に言いたかった事、
言ってやりたい事、
悲しかったこと、
苦しかったこと、
辛かったこと、
怒り、
悲しみ、、、、
これらの心にたまった思いを吐き出しましょう。
方法としては
・ノートに書きまくる
・大声で言いたい事を叫ぶ
・泣く
などなど、方法はなんでも構いません。
とにかく気が済むまで出してあげてください。
※ここでポイントなのは、「感情を外へ出すこと」です。
・紙に書いて文字として出す
・声に出す
・涙を流す事で外に出す
など、頭の中だけで考えるのをやめて、外へ出したり、表現してください。
「気が済むまでってどれくらい?」
っと自分の感覚を断ち切って生きてきたACの人は思うかもしれません。
その時は、
「少しでもやりたいと思ったら続ける」
を基準にしてみてください。
➀の目的は、出したかった感情を出しまくって、
「ああもういいわ。解決したい。過去に縛られるのはもう十分。」
と思うことです。
過去の事をずっと責めている気持ちから、
「解決したい」と思う気持ちにちゃんとシフトさせてあげる為の時間です。
もうすでに「過去の感情を出すのはもう十分やった」
「すぐにでも解決したい」という方は➀はやらなくてOKです。
②へ進んでください。
「もやもやした不快な感情を感じるけれど、言葉にできない。」
「感情がなかなか出てきてくれない」
そんな時に読むといい本を下にいくつかあげておきます。
これは読んでも読まなくてもOKです。
あくまで感情を出すのを助けてくれる、
今まで押し込んできた感情を解放するのを助けるためにある
ものですので、好きに使ってください。
同時に自分に何があったのかすこしわかってくると思います。
<お助け図書一覧>
・「毒になる親」ースーザン・フォワード
有名な本ですので読んだことある方も多いと思います。
子供に悪影響を与える親にはどんなタイプがいるのかを紹介しています。
・「母と子という病」ー高橋和巳
母と子の関係を3つのパターンに分けて説明しています。
他にも、本屋さんに行くとたくさんのアダルトチルドレンに関する本が並んでいます。
読みたいなと思った本を読んでみてもいいと思います。
ただもし、
「アダルトチルドレンといって親のせいにしているのは甘えです」
とか
「アダルトチルドレンは心が弱い人がなるものです」
とか
「根性がないだけです」
とか
そんな事が書いてあったら、事実ではないので無視して大丈夫です。
そもそも心に弱いも強いもないのです。
心の働きがよくわからなかった時代にそう言われていた
だけだったんですね。
それが世代を超えて受け継がれて、今でも残っているだけです。
甘えだとか弱いとか強いとか、
それを言っている人達もまた、癒される必要があるのだと思います。
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